どうも、ガシMAXです。
前回は仮想化プラットフォームということで、VMware vSphere
を紹介しましたが、今回はvSphereの仕組みを使って仮想デスクトップを
実現するVMware Horizon Viewを紹介したいと思います。
1.VMware Horizon Viewとは
前回のvSphereの説明で仮想化レイヤーであるESX上に仮想マシンが動作する
と説明しましたが、この仮想マシンとは何もサーバだけではありません。
VMware Horizon Viewでは、Win7などのクライアントPCも仮想マシン
として動作させ、デスクトップ環境をネットワーク越しに利用することが可能なのです。
2.利用イメージ
VMware Horizon Viewでは次のような構成で仮想デスクトップを実現します。
3.特徴
ではなぜわざわざデスクトップを仮想化するのでしょう?
こんなメリットがあるんです。
・クライアント端末側にはデータが残らないので、情報漏洩防止になりセキュリティ向上
・ネットワークに繋がる環境であれば、どこからでも同じPC環境を利用できる
・サーバにPC環境を集約することで、PCの運用管理コストを削減できる
また、仮想PCにアクセスするクライアント端末は転送された画面さえ表示できれば良いので、
スペックを要求しませんし、タブレットからのアクセスも可能です。
4.まとめ
VMware Horizon Viewいかがだったでしょうか。
どこからでも同じPC環境が使えるという利便性と、ローカルにデータが残らないという
セキュリティ面から今後利用することが多い技術かと思います。
今回はVMwareの製品をベースに話しましたが、MicrosoftやCitrixにも似たような
技術があるので、またいつかの機会に。
5.よもやま話
Windows Server 2016 リリースされましたね。
ちょっとさわってみましたよ。
見た目Windows10、中身については、基本2012を継承している
というのが第一印象。まだじっくりさわってませんが、きっと
素晴らしい新機能もあるのでしょう。
ただ、それよりもワタクシには気になる点がございます。
ライセンスの考え方が変わったそうです。。。
もうね、ここらへんに労力を費やしたくないんですよ。
そう思っている人いっぱいいると思うけど、自分だけかな?
次回はライセンスについてちょっとまとめてみようかな。
気が向いたら。
では。