クラウド関連技術ブログ

Zabbixコラボ企画「第2弾 Redmineと連携しよう!!~Part1~」

投稿日:2014/09/19カテゴリー:zabbix

どーも!
FL.OPSの中の人「ウッシー」です。

 

最近は、すっかり涼しく過ごし易い季節になってきましたね。
秋と言えば、そうです!!!
「Zabbixの秋です!(笑)」

 

という事で、今回からは、
大好評の【Zabbixコラボ企画「第2弾 Redmineと連携しよう!!」】です。

 

皆さんもご存知とは思いますが、
「Redmine」はRuby on Railsで開発されたWebベースのプロジェクト管理ソフトウェアです!
もちろん「FL.OPS」でもタスクの管理等で使用しています!!

 

今回は「Zabbix」で検知した障害を「Redmine」へ自動登録したいと思います!

 

構成は、以下の通りです。

 Zabbix:2.2.1
 Redmine:2.3.0.stable
 Ruby:1.9.3

 

それでは、開始です!!!

 

1.「Redmine」でAPIを使用するために以下の設定/確認が必要です。

 画面左上の[管理]メニューから[設定]を選択し、
 [認証]タブの「RESTによるWebサービスを有効にする」にチェックを入れ、[保存]します。
 20140916_01.jpg

 

 画面右上の[個人設定]メニューより、「APIアクセスキー」を確認します。
 20140916_02.jpg

 

 画面左上の[プロジェクト]より、
 「Zabbix」で検知した障害を登録する「プロジェクトID」と「トラッカーID」を確認します。
 今回は、「プロジェクトID:flops」「トラッカーID:6(インシデント管理)]」です。)
 20140916_03.jpg

 

 20140916_04.jpg

 


2.「Redmine」への登録をコマンドラインで実行できるよう、以下のサイトを参考にさせて頂き、
  「Redmine」サーバ上にRubyスクリプトを準備します。

  (Google先生!!感謝です!)

  RubyスクリプトからRedmineにチケット登録する
  <http://qiita.com/takashibagura/items/2f50b2f14f7db3a5581d>

 

 こんな感じですね!
 20140916_05.jpg

 


3.このRubyスクリプトを実行するためのシェルスクリプトを「Redmine」サーバ上に作成します。
  理由は、下記サイトの通り、
  「Zabbix」の[アクション]では、Rubyスクリプトが実行できないためです。
  <http://www.zabbix.jp/node/2448>

 

 このシェルに「プロジェクトID」と「トラッカーID」を指定します!
 20140916_06.jpg

 


4.シェルスクリプトを作成した「Redmine」サーバにZabbixエージェントをインストールします。

 


5.「Zabbix」にRedmine連携用のアクションを登録します。

 20140916_07.jpg


 20140916_08.jpg


 20140916_09.jpg

 

 「タイトル」には、「イベントID」と「ホスト名」を登録します。
 「内容」には、「トリガーの名前」を登録します。

 


これで準備は終わりです。
では、確認してみましょう!!!

 

「アクションの実行条件」に登録したホストで障害が発生しました!
「Redmine連携用のアクション」も実行されています!!
20140916_10.jpg

 

「Redmine」側を見てみましょう!!
おぉ!!「FL.OPS」の「インシデント管理」が「1件未完了」となっています!!!
20140916_11.jpg

 

チケットを確認しましょう!!
問題ないですね!!
20140916_12.jpg

 


という事で、今回はここまで!!
ではまた!!!

 

CONTACT

tel 092-986-2772
10:00〜17:00(土・日・祝日除く)
お問い合わせフォーム
page top