どーも!
FL.OPSの中の人「ウッシー」です。
11月になりましたね。
今年もあと2ヶ月です。。
皆さん、頑張っていきましょう!!!
今回は、少し思考を変えて【業務で使えるZabbixの豆知識】を
ご紹介したいと思います。
「お客さまからZabbixでこんな監視ができないの?」と相談を受けた際、
CPU使用率やDisk使用率などの一般的な監視項目であれば、アイテムとして準備されていますが、
お客さま固有の要件の場合、該当するアイテムが準備されていない場合が多々あります。
参考:ZabbixAgentを導入した場合に準備されているアイテム一覧
このような場合に使える豆知識、、、
監視したい内容が対象サーバ上でコマンドを実行して出力可能な場合、
標準アイテムの「system.run[command,<mode>]」が使えます!!
例えば、お客さまから「特定のディレクトリの使用率を監視したい」と要望があった場合、
対象サーバ上では、以下のコマンドを実行すれば、出力可能です。
# du -s /etc/zabbix/ | awk '{print $1}'
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なので、Zabbixの監視設定として、以下のアイテムを準備すれば、
監視する事が出来ます!!!
system.run[du -s /etc/zabbix/ | awk '{print $1}',wait]
なお、注意点として、上記アイテムを使用する場合、
Zabbixエージェント設定ファイルに「EnableRemoteCommands=1」オプションの
設定が必要です!
機会があれば、是非使ってみて下さい!!!