どーも!ウッシーです。。
今年も残すところ5日になりましたね。早いものです。。
って昨年も書いたような、、、
そうなんです!
偶然ですが、昨年の12/27にもブログを書いてたみたいです。
毎年この時期になると1年ってあっという間だったなと思います!!
あっという間だからこそ1日1日を大切に過ごしていこう!!
と改めて決心したところで、早速本題にいきましょう。。
今回は、前回に引き続き、【業務で使えるZabbixの豆知識】を
ご紹介したいと思います。
前回ご紹介したアイテム「system.run[command,<mode>]」も便利なんですが、
このアイテムは、Zabbixマネージャから対象機器(Zabbixエージェント)に対して、
一定間隔でコマンド実行を指示し、その結果を取得します。
そのため、定期的に監視したい情報であれば効果的ですが、
監視したい情報(タイミング)が不定期な場合に使用する事が出来ません。
そんな場合に効果的なのが、「zabbix_sender」コマンドです!!
マニュアル:https://www.zabbix.com/documentation/2.2/manpages/zabbix_sender
例えば、「不定期に実行しているバックアップの結果を監視したい」場合は、
シェル等のバックアップ処理の最後に、下記のような「zabbix_sender」コマンドを実行させます。
# zabbix_sender -z 10.10.10.10 -s BackupServer -k backup.result -o 0
-z : ZabbixServerのIPアドレス
-s : 対象機器のホスト名
-k : ユニークなアイテムのキー(任意)
-o : 値(今回の場合はバックアップの結果(終了コード等))
そして、Zabbixマネージャ側に上記を受け取るためのアイテムを作成します。
※ タイプには「Zabbixトラッパー」を指定します!
※ キーには「zabbix_sender」コマンドと同じ「backup.result」を指定します!
あとは、トリガーを設定すれば、監視可能となります!!
なお、「zabbix_sender」コマンドの「-s」オプションのホスト名は、
必ずしも対象機器のホスト名にする必要はなく、自由に変更する事が出来ます。
そのため、1台の機器から複数のホストに対して、任意の情報を通知する事も可能です。
機会があれば、是非使ってみて下さい!!!
今年1年、クラウド技術者ブログをご愛読頂き、ありがとうございました!!
来年も宜しくお願いします!!
それでは、良いお年を!!