クラウド関連技術ブログ

業務で使えるZabbixの豆知識2

投稿日:2014/12/27カテゴリー:zabbix

どーも!ウッシーです。。

今年も残すところ5日になりましたね。早いものです。。
って昨年も書いたような、、、

そうなんです!
偶然ですが、昨年の12/27にもブログを書いてたみたいです。
 

毎年この時期になると1年ってあっという間だったなと思います!!
あっという間だからこそ1日1日を大切に過ごしていこう!!
と改めて決心したところで、早速本題にいきましょう。。

今回は、前回に引き続き、【業務で使えるZabbixの豆知識】
ご紹介したいと思います。

 

前回ご紹介したアイテム「system.run[command,<mode>]」も便利なんですが、
このアイテムは、Zabbixマネージャから対象機器(Zabbixエージェント)に対して、
一定間隔でコマンド実行を指示し、その結果を取得します。

そのため、定期的に監視したい情報であれば効果的ですが、
監視したい情報(タイミング)が不定期な場合に使用する事が出来ません。

 

そんな場合に効果的なのが、「zabbix_sender」コマンドです!!

マニュアル:https://www.zabbix.com/documentation/2.2/manpages/zabbix_sender

例えば、「不定期に実行しているバックアップの結果を監視したい」場合は、
シェル等のバックアップ処理の最後に、下記のような「zabbix_sender」コマンドを実行させます。

 # zabbix_sender -z 10.10.10.10 -s BackupServer -k backup.result -o 0

 -z : ZabbixServerのIPアドレス
 -s : 対象機器のホスト名
 -k : ユニークなアイテムのキー(任意)
 -o : 値(今回の場合はバックアップの結果(終了コード等))


そして、Zabbixマネージャ側に上記を受け取るためのアイテムを作成します。

 ※ タイプには「Zabbixトラッパー」を指定します!
 ※ キーには「zabbix_sender」コマンドと同じ「backup.result」を指定します!

あとは、トリガーを設定すれば、監視可能となります!!

なお、「zabbix_sender」コマンドの「-s」オプションのホスト名は、
必ずしも対象機器のホスト名にする必要はなく、自由に変更する事が出来ます。

そのため、1台の機器から複数のホストに対して、任意の情報を通知する事も可能です。

機会があれば、是非使ってみて下さい!!!

今年1年、クラウド技術者ブログをご愛読頂き、ありがとうございました!!
来年も宜しくお願いします!!

それでは、良いお年を!!

CONTACT

tel 092-986-2772
10:00〜17:00(土・日・祝日除く)
お問い合わせフォーム
page top