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Windows7 システムイメージによるバックアップとリカバリ

投稿日:2015/01/19カテゴリー:

様、新年あけましておめでとうございます。
FL.OPSの中の人その2、DAO(だお)です。

1月も後半に入っているのに、今更ですが…(笑)
本年も、FL.OPSをよろしくお願い致します。

 

さて、私のブログでは、前回までウイルスバスターについての解説を行いました。
2015年最初の今回からは、数回に渡り、Windows 7 のシステムイメージを利用したバックアップについて解説します。

日本マイクロソフト株式会社の樋口社長が、年頭所感にて2015年提供予定のWindows10 について意気込みを示したというのにWindows7の話…
今更感でいっぱいですよね(笑)

しかし、昨年11月のOSの市場シェアでは、91.28%がWindowsが占めており、Windowsが他のOSを圧倒していることが分かります。
※ちなみに次点はAppleのOS Xで7.27%
そして、圧倒しているWindowsの91.28%をバージョン別に見てみると、実に56.4%をWindows7占める結果を出しています。

これは、昨年のWindows XP のサポート終了を受け、Windows7のシェアが拡大したためと推測されており、Windows7ネタも、まだまだ需要があるのではないかと思います。
こういった状況を踏まえて、Windows 7 についてクローズアップしたいと考えております。

今回から解説を行う、「システムイメージを利用したバックアップ」ですが、まずはどういったものかを解説させて頂きたいと思います。

 

システムイメージとは

システムイメージは、Windows 7 に搭載されている機能のひとつで、ドライブの内容をそのまま正確にコピーし、採取した瞬間をバックアップとして保存するものです。
これらには、OS本体はもちろんのこと、各種設定やインストールしたアプリケーションも含まれます。
また、Windowsを導入しているドライブ以外もシステムイメージに含めることが可能です。

 


システムイメージを利用する利点

システムイメージを利用する利点は色々とありますが、私が利用して感じた利点は以下のとおりです。
  ①Windows 7 に標準搭載されている機能であるため、別途ソフトウェアを必要としない
    ⇒不要なアプリケーションを導入して、パソコンの環境に影響を与えない
  ②同じ構成のパソコンを大量に構築する際に、一から構築せずに済む
    ⇒イメージ復元後、OSのアクティベートが必要となります
  ③ディスク破損時にも、新しいディスクにシステムイメージを復元することで、システムイメージを採取した時の状態に戻すことが可能である

 


システムイメージを利用する際の注意点

システムイメージは、Windows標準の機能であるため、信頼性は高いと思われますが、以下の点に注意する必要があります。
  ①毎回正常にシステムイメージを採取することができるとは限らない
    ⇒時々、イメージの採取に失敗することがあります。
      また、採取が正常に完了しても、復元できないイメージが作成されている場合もあります。
  ②イメージ復元後、OSのアクティベートを行う必要がある
    ⇒OSのアクティベートを完了しているWindows7機にてシステムイメージを採取しても、復元後に再度アクティベートが必要となります。

 

一部、私の経験を含めておりますが、上記がシステムイメージについての概要となります。
次回は、システムイメージの採取について、解説を行います。

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