どーも!ウッシーです。。
年度末のバタバタもやっと落ち着き、2015年度のスタートです!!
今年度もガッツリ「Zabbix」の1年になりそうです!!
そして、いよいよ待望の「Zabbix 3.0」のリリースまで残り1ヶ月となりました。
(まだ予定なので、遅れる可能性もありますが、、、)
そこで、今回は、近年のZabbixの歩みを振り返ってみようと思います!!
2009年12月に「Zabbix 1.8」がリリース!!
※ "Zabbix SIA"によるサポートは既に終了しています!!(2014年11月)
このバージョンでの主な新機能は、以下の通りです。
・ログ/イベントログのマルチバイト対応
・メンテナンス機能
・正規表現機能
・自動登録機能
・ユーザ定義マクロ機能
改めて振り返ってみると、現在では不可欠な機能が盛り沢山ですね。。
2012年5月に「Zabbix 2.0」がリリース!!
※ "Zabbix SIA"によるサポートは「2017/5/21」まで!
このバージョンでの主な新機能は、以下の通りです。
・ローレベルディスカバリ機能
・Zabbixプロキシ経由のWeb監視
・ホストの複数インターフェース/表示名
実は、私が初めて「Zabbix」を使ったのが、このバージョンです!!(汗)
2013年11月に「Zabbix 2.2」がリリース!!
※ "Zabbix SIA"によるサポートは「2018/11/12」まで!
このバージョンでの主な新機能は、以下の通りです。
・VMware監視機能
・データベースの自動アップグレード機能
・Webシナリオのテンプレート化
・HTTPプロキシ経由のWeb監視
昨年度、大変お世話になったバージョンです!!
時代の流れに合わせて「VMware監視機能」が盛り込まれ、
また、古いバージョンを使用していたユーザのために、
「データベースの自動アップグレード機能」も追加されました!!
ここまでは、1年半毎に安定版がリリースされ、
全ての安定版は、5年間サポートとなっていました。
ただし、安定版のリリースが1年半毎と少し長めだったため、
「こんな機能があったら良いのに、、、」といった要望も、
次の安定版がリリースされるまで、ただただ待つしかありませんでした。。
ですが、これ以降については、
今までと同様、1年半毎にLTS(5年間の長期サポート)のバージョンをリリースし、
また、6ヶ月毎にポイントリリース(次期バージョンリリースまでの短期サポート)も
リリースする方針に変更されました。
上記方針変更に伴い、バージョン番号の付け方も変わりました。
「LTSリリース」は、バージョン番号の最初の数字が変わる。(3.0、4.0…)
「ポイントリリース」は、バージョン番号の小数点が変わる。(3.2、3.4…)
詳細については、「Zabbix サポート期間とリリースポリシー」を参照!
2014年9月に「Zabbix 2.4」がリリースされました!!
※ ポイントリリースの第1弾です!
※ "Zabbix SIA"によるサポートは「2015年6月」まで!(予定)
このバージョンでの主な新機能は、以下の通りです。
・ローレベルディスカバリの複数フィルタ対応
・トリガー条件式の>=, <=, <>, notサポート
・ローレベルディスカバリによるグラフ/スクリーン作成の自動化
来月2015年5月に「Zabbix 3.0」がリリースされる予定です!!
※ 最新のLTSリリースとなります!!
※ "Zabbix SIA"によるサポートは「2020年5月」まで!(予定)
このバージョンでは、主に以下の新機能が盛り込まれる予定です!
・任意のタイミングで監視データを取得する機能
・レポート機能の充実
・Webインターフェースの刷新
これからお世話になるであろう「Zabbix 3.0」がリリースされたら、
このブログの中で、色々試してみようと思います!!
(「Zabbix 2.4」も含めて、、、)
それでは、今年も宜しくお願いします!!(もう4月ですが、、、(笑))