クラウド関連技術ブログ

「Zabbix 2.4」の新機能のご紹介です!!

投稿日:2015/07/05カテゴリー:zabbix

どーも!ウッシーです。。

夏ですね!!博多の夏と言えば「博多祇園山笠」ですが、
私個人としては、「消防団の操法大会」です。。

私は、地元の消防団に所属してまして、
例年この時期は、仕事が終わってから練習に励み、
操法大会に出場しています。

「消防団の操法大会」をご存知ない方は、
「YouTube」で「消防 操法」で検索してみて下さい!!!(笑)

 

という事で、本題です!!!

前回の記事で、「Zabbix 3.0」が2015年5月にリリース予定とお伝えしましたが、
なんだか風の噂では、開発が遅れており、2015年8月末にリリースされるようです。

 

なので、今回は、この前、新メンバの「モル」が、
検証環境のZabbixを「2.4」にバージョンアップしてくれたので、
「Zabbix 2.4」の新機能を細かくご紹介します!!!

 

今回ご紹介する新機能は、

 ・ローレベルディスカバリの複数フィルタ対応
 ・一時的なグラフ作成のためのインターフェース改善

です。

 


まずは、「ローレベルディスカバリの複数フィルタ対応」です。。

「Zabbix 2.2」までは、「ディスカバリルール」タブの中で
1個のフィルタ条件しか設定できませんでした。

20150705_01.jpg

 

ですが、「Zabbix 2.4」からは、「フィルタ」タブが追加され、
その「フィルタ」タブ内で複数のフィルタ条件を設定する事が可能になっています。

20150705_02.jpg

20150705_03.jpg


また、「CPUのコア番号」を取得するディスカバリ「system.cpu.discovery」も
追加となっています。

今まで、CPU使用率などをコア毎に監視するためには、
コア番号を確認する必要がありましたが、その確認が不要となり、
コア毎の監視を自動化できますね。。

ディスカバリ「system.cpu.discovery」で取得される情報は、以下の通りです。
 {#CPU.NUMBER} : コア番号
 {#CPU.STATUS} : 状態(online、等)

 


次は、「一時的なグラフ作成のためのインターフェース改善」です。

複数のホストのCPU使用率等を見たい。
複数のアイテムの情報を同じグラフで見たい。
など、一時的に見たい時も、「Zabbix 2.2」まではカスタムグラフを設定する必要がありました。

ですが、「Zabbix 2.4」からは、
「監視データ」-「最新データ」の画面で、
グラフ表示したい複数のアイテムを選択する事で、
一時的なグラフを簡単に作成する事が可能になっています。

20150705_04.jpg

20150705_05.jpg

ちなみに作成するグラフは、「シンプルグラフ(折れ線グラフ)」と「積算グラフ」が
選択できます。(グラフ表示した後に変更する事も出来ます。)

※ 上記画面の通り、フィルタ条件も細かく設定できるようになっていますね!

 

20150705_06.jpg

20150705_07.jpg

 

という事で今回はここまで!!

次回は、いよいよ「Zabbix 3.0」ですかね、、、
乞うご期待!!!

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